Tutorials:Parameters/ja

From ALPS
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入力パラメーターはほぼすべてALPSアプリケーションに共通仕様です。


格子の定義

格子上のAPLPSアプリケーションは、次の3つのパラメータと格子情報を指定します。

Parameter Default Meaning
LATTICE_LIBRARY lattices.xml 格子情報が記述されたファイルへのパス
LATTICE 次元、範囲、単位セルが指定された格子名
GRAPH 格子の代替。また、格子のライブラリで定義された任意のグラフを指定することができます。

さらに、格子の記述では、LWといったパラメータの指定が可能です。

モデルの定義

ALPSの量子格子モデルでは、次のパラメータを使用して指定することができます。

Parameter Default Meaning
MODEL_LIBRARY models.xml モデルが記述されたパス
MODEL モデルの名前 (例 "spin" または "boson")

モデルの指定では、スピンモデルとして、S=1/2S=1h=0.5や、bosonモデルとしてt=1.5mu=0.5といった指定が可能です。

有限温度シミュレーションのパラメータ

Parameter Meaning
T 温度
BETA 逆温度 (温度が指定されていない場合)

モンテカルロシミュレーションの追加パラメータ

Parameter Default Meaning
SEED 0 モンテカルロ計算に使用する乱数種番号です。モンテカルロ計算がおこなわれると、この値は1ずつ増分されます。
RNG "mt19937" 疑似乱数生成番号 "lagged_fibonacci607""mt19937"の2種類に対応。
WORK_FACTOR 1 シミュレーションのロードバランシングをおこなう負荷分散係数です。
SWEEPS モンテカルロステップ数 (熱力学的平衡後)
THERMALIZATION 熱力学的平衡計算のモンテカルロステップ数

厳密対角化のための追加パラメータ

Parameter Default Meaning
CONSERVED_QUANTUMNUMBERS globalな量子数を指定します。複数の値を指定したい時は、CONSERVED_QUANTUMNUMBERS="N,Sz"のように二重引用符を用いて指定します。
N_total, Sz_total, ... constraint in your model definitionを参照。 これらのパラメータが使用され、CONSERVED_QUANTUMNUMBERSが適用されるならこれらのパラメータが用いられます。
TRANSLATION_SYMMETRY true fulldiagsparsediagが並進対称性を持ち、 その運動量量子数によって固有状態に分類できる。この対称性はTRANSLATION_SYMMETRY=falseでオフにすることができます。
TOTAL_MOMENTUM 全運動量の値を指定します。詳細は上記項目を参照してください。
MEASURE_ENERGY false エネルギーはすべての固有状態で常に計算されていますが、特に計測の指定が無ければデフォルトでfulldiag,sparsediagの固有状態についての情報を出力することはありません。これらを出力し、他の計測値を持つようにしたいならば、MEASURE_ENERGY=trueを指定してください。

注意 : true,falseの代わりに1、0と指定することも可能です。


格子が対称性をもつのであれば、全運動量量子数を指定することができます。

TOTAL_MOMENTUMが、例えば空間分割のようにベクトルで運動量量子数を取る場合、通常、運動量量子数kiは次のような型になります。

ki = 2 π ni/Li ,

niは整数で、Liは線形範囲です。TOTAL_MOMENTUM="2*Pi/5 0"といったシンボリックな指定も可能です。


注意: TOTAL_MOMENTUMに不正な値を用いて計算をおこなっても特別エラーメッセージは出ません。